2022/12/17

したため#8『擬娩』チケット一般発売開始!

 2023年2月に上演するしたため#8『擬娩』の一般チケット発売がスタートしました。また、それに合わせて全4回のポスト・パフォーマンス・トークゲストについても情報を公開いたしました。
京都と沖縄の初演、KYOTO EXPERIMENTでの再創作を経て、和田ながら/したための代表作を東京で再演。ぜひご注目ください。

したため#8『擬娩』
日程|2023年2月9日(木)~12日(日)
会場|こまばアゴラ劇場(東京都目黒区)
詳細・予約>> http://shitatame.blogspot.com/p/8.html

2022/11/27

日印共同演出作品をつくっています

シャンカル・ヴェンカテーシュワランさんとの共同演出で臨んでいる『「さようなら、ご成功を祈ります」――B.R.アンベードカル博士が1936年ラホール市のカースト撤廃協会の招待に応じて準備したものの協会側が内容が耐え難いと判断し招待を撤回したため実際には読み上げられなかった演説『カーストの絶滅』への応答』(とっても長いですがこれが正式タイトルです)、今月の頭には日本チームがケーララ州にあるシャンカルさんの劇場に滞在、現在はインドチームが来日し京都にて鋭意クリエイション中です。
演出家と俳優とで机を囲み、テキストにのめりこみ、英語をターミナルに日本語とカンナダ語を反復横とびしながら、個々人の生きているリアリティについて率直に言葉にし、ディスカッションする。そんな時間を過ごしています。わかりやすい分担ではなく、ぐにゃぐにゃした「共同」演出ということができたらいいなと思いながら。
来月本番、チケット発売中です。ぜひご注目ください。

「さようなら、ご成功を祈ります」(中略)演説『カーストの絶滅』への応答
共同演出·構成
|シャンカル·ヴェンカテーシュワラン、和田ながら
出演|アニルドゥ·ナーヤル、チャンドラ·ニーナサム、武田暁
日時|2022年12月10日(土)15:00、11日(日)15:00
会場|京都芸術劇場 春秋座
詳細・チケットご予約>> https://k-pac.org/events/8098/

2022/11/26

池田萠さんの曲を再演します

「ごろつく息」で上演した池田萠さん作曲/坂本光太さん・長洲仁美さん演奏の《身体と管楽器奏者による序奏、プレリュードと擬似的なフーガ》を、京都女子大学の公開講座のなかで再演する機会をいただきました。
講座全体では、「『女性』作曲家」をキーワードに、同時代の作曲家による作品の演奏と、その枠組みの有効性に関する検討が行われます。この議論については私自身も非常に関心があり、とても楽しみです。
入場無料、要申込。ぜひご参集ください。

京都女子大学2022年度後期 公開講座(教育学科音楽教育学専攻)
ジェンダーと音楽:『女性』作曲家作品によるレクチャーコンサート

日程|12月17日(土)14:00~
会場|京都女子大学 M校舎(音楽棟) 演奏ホール
定員|150名 ※入場無料、事前申し込み制

◯演奏曲目
C. ヴィーク=シューマン 《3つのロマンス》(1853)
池田 萠《身体と管楽器奏者による 序奏、プレリュードと擬似的なフーガ》(2021)
久保田 翠《あるチューバについての物語》(2021 / 2022改訂版初演)
山﨑 燈里《黒い帯》(2021)
山根 明季子《水玉コレクション No.19》(2018)

◯出演
坂本 光太(チューバ、発達教育学部教育学科 助教)
日下部 任良(バリトン・サックス)
杉山 萌嘉(ピアノ、シンセサイザー)
長洲 仁美(俳優)
和田 ながら(演出)

お申し込み>>
https://www.kyoto-wu.ac.jp/shakai/koza/kyojo_koukaikouzakouki2022.html

2022/11/10

展示最終日にワークショップ開催!

現在、「わたしたちのフリーハンドなアトラス」が参加している展覧会「みちとゆくえ|うつろいのしかた」。最終日の11月12日(土)にワークショップを行います。展示をご覧いただくのと合わせて、ぜひご参加ください!

SEIAN ARTS ATTENTION 15
和田ながら/わたしたちのフリーハンドなアトラス ワークショップ
日程
|2022年11月12日[土]14:00−15:30
場所|成安造形大学 I棟1Fプレゼンテーションルーム
参加費|無料
事前申込|不要
定員|15名
>> https://artcenter.seian.ac.jp/event/5601/

2022/09/06

ポエトリーリーディングをやります。

お誘いをいただき、劇作家ではないにもかかわらず 「劇作家ポエム大会 in 京都」に和田が出演いたします。豪華出演者陣の名前に引き受けたことを早くも後悔しはじめていますが、ブロークンな言葉が機能しないまま響きつづける空約束の時代に、詩とは、リーディングとは、ということを、自分なりにまじめに考えながら本番までの日々を過ごそうと思っています。今日はAIに、「はい、そうです」か「いいえ、違います」のいずれかで答えろ、と言われました。

劇作家ポエム大会in京都
日程|9月30日 (金) 19:00、10月1日 (土)19:00
会場|UrBANGUILD
ご予約・詳細>> https://stage.corich.jp/stage_main/157584

2022/09/01

せりふについてのワークショップをやります!

BARACKEのよこたたかおさんにお声がけいただき、「上演の"セリフ"について、とことん考える」演技WSを和田が一日ぶん担当させていただくことになりました。

実はワークショップでテキストをしっかり扱うのは初めてかもしれません。これまで和田の演出作品で試みてきたテキストへのアプローチをサンプルに、参加者のみなさんと新しい選択肢を探すようなワークショップにしようと計画中です。

よこたさんと渡辺健一郎さんのワークショップとの通し受講もおすすめです。

「だれかの言葉とわたしの声、それからからだの置きどころ」
日程
|9月19日(月・祝)10:00-17:00
会場|京都市左京西部いきいき市民活動センター
参加費|2,000円(3回通しチケットもあり)
詳細・お申し込みは>>
https://espacesrythmiques.blogspot.com/

2022/08/13

『ごろつく息』京都公演、情報公開!

昨年12月に東京で行ったコンサート、坂本光太×和田ながら「ごろつく息」。この夏、坂本さんと和田の拠点である京都での再演を企画しました。音楽と演劇、双方の分野から高い評価を得た楽器と身体をめぐる「息」のドラマツルギーを、さらにブラッシュアップさせて臨みます。ぜひお越しください。

坂本光太×和田ながら「ごろつく息」京都公演

出演|坂本光太(チューバ奏者)、長洲仁美(俳優)、杉山萌嘉(ピアニスト)
演出|和田ながら

日程|2022年9月9日(金)19:00、10日(土)14:00

会場UrBANGUILD

詳細・ご予約方法・初演レビューなどは>>
http://shitatame.blogspot.com/p/blog-page_27.html

2022/07/30

『埋蔵する』『ふるまいのアーキビスツ』二都市ツアー開催中止のお知らせ

公演関係者が新型コロナウィルスに感染し、 リハーサル時間の確保及び上演が困難となったため、『埋蔵する』『ふるまいのアーキビスツ』東京公演および上田公演は全日程開催中止となりました。

昨年夏の中止を越えて再挑戦したかった美学校での公演、作品を携えて訪れるのは初めての犀の角での公演。いずれも強い思いを持って準備に臨んでいましたが、このようなお知らせとなってしまい、大変残念です。

公演を楽しみにしてくださった皆さまには誠に申し訳ございません。
ご理解を賜れますと幸いです。

2022/07/24

Kansai Studiesで演劇つくります!

KYOTO EXPERIMENT 2022の情報が発表されました。和田は、2020年度からdot architectsさんと一緒に取り組んでいるリサーチプログラム「Kansai Studies」として、演劇作品『うみからよどみ、おうみへバック往来』を制作します。これまで関心のおもむくままにあちこちリサーチしてきたことたちを、スッキリまとめるというよりはバラバラなさまざまとして観客のみなさんとシェアできたらいいな、と思っています。チケット発売は8月9日(火)より。

Kansai Studies
dot architects & 和田ながら『うみからよどみ、おうみへバック往来』
10月14日(金)~16日(日)@京都芸術センター 講堂
>> https://kyoto-ex.jp/kansai-studies/2022_kansai-studies/


また、KYOTO EXPERIMENTは現在クラウドファンディングに挑戦中。コロナ禍に直面し、また主催団体のひとつである京都市の財政改革という困難な状況下でありつつも、やわらかく親密に、そして「実験」を諦めず表現に賭け観客を信じているフェスティバルです。ぜひプロジェクトページをご覧ください。

Readyfor|【京都市×ふるさと納税】京都国際舞台芸術祭の継続発展のために
>> https://readyfor.jp/projects/KYOTOEXPERIMENT2022

『擬娩』についてのインタビュー掲載

「げきがく」の垣沼絢子さん、岡田蕗子さんに『擬娩』についてインタビューしていただいた記事が「関西パフォーマンスLABO」に掲載されました。おふたりに丁寧に聞き取っていただけたこともあって、クリエイションの時に感じていた葛藤も含めて、リアルなところをお話しました。KYOTO EXPERIMENTでの『擬娩』は、作品をつくる自分がきちんと不器用になれた、というようにも思っています。やはり、『擬娩』は特別な作品です。

「関西パフォーマンスLABO」
演出家の意図と芸術――和田ながらさんに『擬娩』(KEX版)について聞く
https://kanpafo.com/2022/07/08/couvade-kex/

2022/07/11

岸井戯曲の演出ワークショップ

京都芸術センターの明倫ワークショップとして、「岸井戯曲の演出プランを立ててみよう」というワークショップを試みます。『埋蔵する』『ふるまいのアーキビスツ』『本当に大事なことはあなたの目の前では起こらない』など、岸井大輔さんの戯曲と自分がどんな関係を結んできたのかをご紹介しつつ、参加者の皆さんにいくつか岸井さんの戯曲をお渡ししますので、「自分が上演するとしたら?」という演出プランを立てていただくという内容です。演出経験は必要ありませんので、お気軽にご参加ください!

明倫ワークショップ
したため「岸井戯曲の演出プランを立ててみよう」

日時|7月26日(火) 19:00~21:00
会場|京都芸術センター 制作室3
料金|無料
参加条件|どなたでもご参加いただけます
準備物|筆記用具

詳細・お申込み>>
https://www.kac.or.jp/events/32192/

2022/07/10

高校生とおしゃべりします!

演劇の研究者お三方が運営されている「げきがく」さんにお声がけいただき、高校生とぶっちゃけ話をする場に参加することになりました。卒業制作公演の時からの盟友である岸本昌也さんと一緒に、演劇に関わりながら生きていくことについて、自分たちなりの経験をお話させていただきます。

 高校生ミーティング
「お金とライフプランと芸術の話をしよう」

「ライフプラン」回
講師|岸本昌也(俳優)、和田ながら(演出)
内容|講義30分、ディスカッション60分
日程
8月18日(木)10:30~12:00 アイホール(伊丹市立演劇ホール)カルチャールームB
8月22日(月)10:30~12:00 THEATRE E9 KYOTO
8月23日(火)20:00~21:30 オンライン(Zoom)
参加費|無料

詳細・お申込み>>
https://gekigaku.org/event/meeting-2022-08-1323/

刈谷でダンスワークショップをやります!

スケラボ(Scale Laboratory)さんにお誘いをいただき、愛知県刈谷市で小学生対象のダンスワークショップの講師をつとめることになりました。小学生??ダンス??と、自分でも初めてのことが多くてハラハラしていますが、斉藤綾子さんという強力なパートナーを得て、いろいろ調べごとを重ねながら、夏に一緒に踊ること、の楽しさを満喫できるような時間をつくりたいと思っています。

Scale Laboratoryダンスワークショップ
「Oddろう! 10・1000・○(おどろう!てん・せん・えん)」

日時|2022年8月26日(金)13:00-16:30
会場|刈谷市総合文化センター アイリス(愛知県刈谷市若松町2丁目104)
定員|30名程度
対象|小学生
参加費|1,000円
講師|和田ながら(演出家)、斉藤綾子(ダンサー)
楽曲提供|イーガル

詳細・お申込み>>
https://theatreforall.net/join/join-4965/


2022/06/18

『埋蔵する』『ふるまいのアーキビスツ』東京&上田公演!

新型コロナウイルスの影響で昨年8月の実施を見送った『埋蔵する』『ふるまいのアーキビスツ』二本立て公演@東京・美学校、今年の8月にリベンジかつ長野県上田市公演を加えた二都市ツアーを敢行いたします!!
ひさしぶりの東京公演も、はじめましての上田公演も、どちらも非常に楽しみにしています。お近くの方々、ぜひご予定ください。いずれの公演もチケット予約は7月1日から受付開始いたします。

『埋蔵する』『ふるまいのアーキビスツ』
東京・美学校公演|2022年8月5日(金)~7日(日)
上田・犀の角公演|2022年8月13日(土)・14日(日)
※チケット予約開始:7月1日(金)

公演詳細>>
http://shitatame.blogspot.com/p/blog-page_1.html

2022/05/31

鳥公園『abさんご』のワークインプログレス

昨年度から鳥公園であつかっている黒田夏子「abさんご」のワーク・イン・プログレス上演をおこないます。この特異な文体にアクセスするパートナーとして、金子仁司さんと古川友紀さんにご出演いただくこととなりました。おふたりとの作業がとても楽しみです。定員が少ないため、ご来場ご検討くださる方はどうぞお早めにご予約ください。


鳥公園の研究「近代的な個の輪郭をほどく演技体――『abさんご』を経由して、劇作論をしたためる――」
和田ながらチーム・ワークインプログレス

作品|黒田夏子『abさんご』(文藝春秋)
代表研究者|西尾佳織(鳥公園)
共同研究者|和田ながら(鳥公園アソシエイトアーティスト)
研究協力者(出演)|金子仁司(kondaba)、古川友紀

日時|7月2日(土)17:00, 3日(日)14:00
※各回定員10名
※両日とも、終演後に今回の取り組みを検討するフィードバック会あり

会場|Social Kitchen(京都市上京区相国寺門前町699)
※京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口」より徒歩5分、「今出川」より徒歩10分

料金|無料

ご予約等詳細は>>
https://bird-park.com/works/ab-sango2022/?pid=wada



また、ワークインプログレス上演に先駆けて、京都芸術センターの明倫ワークショップにて公開稽古も行います。こちらも合わせてご注目ください。

明倫ワークショップ
鳥公園「『abさんご』の公開稽古」
特異な文体の小説に、どうやって演技で応えてく?

日時|6月26日(日)14:00~16:00
会場|京都芸術センター 制作室7
料金|無料
参加条件・準備物|なし

詳細・お申し込みは>> 
https://www.kac.or.jp/events/32166/

2022/05/30

わたしたちのフリーハンドなアトラス、第二期始動!

2019年から和田がはじめた地図にまつわるリサーチプロジェクト「わたしたちのフリーハンドなアトラス」が、展覧会「2022 秋の芸術月間 セイアンアーツアテンション15」に参加します。作品発表に向けて、ワークショップに参加してくださるメンバーを募集しています。

ワークショップでは、成安造形大学のキャンパスをフィールドに地図をつくるワークを何種類か試してみます。その経験を経て、メンバーそれぞれが編み出した「あたらしいキャンパスマップ」を展覧会にて展示/配布するような展開をイメージしています。

受付締切は6月6日(月)正午。以下リンクの専用応募フォームにワークショップの詳細等を記載していますので、ご一読の上、ぜひご参加ご検討ください。

応募フォーム>>
https://forms.gle/T2kgerMvNxxcRpHV9