2022/11/27

日印共同演出作品をつくっています

シャンカル・ヴェンカテーシュワランさんとの共同演出で臨んでいる『「さようなら、ご成功を祈ります」――B.R.アンベードカル博士が1936年ラホール市のカースト撤廃協会の招待に応じて準備したものの協会側が内容が耐え難いと判断し招待を撤回したため実際には読み上げられなかった演説『カーストの絶滅』への応答』(とっても長いですがこれが正式タイトルです)、今月の頭には日本チームがケーララ州にあるシャンカルさんの劇場に滞在、現在はインドチームが来日し京都にて鋭意クリエイション中です。
演出家と俳優とで机を囲み、テキストにのめりこみ、英語をターミナルに日本語とカンナダ語を反復横とびしながら、個々人の生きているリアリティについて率直に言葉にし、ディスカッションする。そんな時間を過ごしています。わかりやすい分担ではなく、ぐにゃぐにゃした「共同」演出ということができたらいいなと思いながら。
来月本番、チケット発売中です。ぜひご注目ください。

「さようなら、ご成功を祈ります」(中略)演説『カーストの絶滅』への応答
共同演出·構成
|シャンカル·ヴェンカテーシュワラン、和田ながら
出演|アニルドゥ·ナーヤル、チャンドラ·ニーナサム、武田暁
日時|2022年12月10日(土)15:00、11日(日)15:00
会場|京都芸術劇場 春秋座
詳細・チケットご予約>> https://k-pac.org/events/8098/

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