和田ながらが、「かつてなく自由にダンスを名乗るための煙が立つ会 2024」での公開プレゼンテーションに参加します。
和田は「わたしがなにを聴いているかあなたがわからなくても、あなたがなにを聴いているかわたしにわからなくても、わたしたちは一緒に踊れませんか」という作品案をプレゼンします。2017年に『そこ、いま、C さん、いま、鳴る、』でご一緒した中川裕貴さんと長澤慶太さんを巻き込んで議論し、したためダンス部での活動を大いにフィードバックしながら練りこんだ作品案です。
他のプレゼンターのみなさんのアイディアも楽しみ、なだけではなく、テニスコーツのミニライブもあって(!?)、代表ディレクター塚原さんのエキシビションパフォーマンスもあって(!?!?)、という、盛り沢山な一日になりそうです。ぜひお越しください。
かつてなく自由にダンスを名乗るための煙が立つ会 2024
https://www.kemuri-ga-tatsu.com/kjdnktk2024
日時|2024年5月5日(日)16:00~ ※終演時間は20:00頃を予定
会場|六行会ホール(東京都・品川区)
参加アーティスト|JACKSON kaki、豊田ゆり佳、ニュー・ダンス研究会、山本卓卓ソロ✕萩原雄太、涌井智仁、和田ながら
ゲストMC|Tenniscoats/テニスコーツ ※幕間でミニライブあり!!!
ディレクター・審査員|塚原悠也(アーティスト/contact Gonzo)、志賀理江子(写真家)、やんツー(美術家) ※塚原悠也によるエキシビジョンパフォーマンスあり!!!
和田プレゼン企画案▼▼▼
「わたしがなにを聴いているかあなたがわからなくても、あなたがなにを聴いているかわたしにわからなくても、わたしたちは一緒に踊れませんか」
わたしが聞こえないのか すぐ傍にいるのに 逆さの波に消えて行くあなたの吐息
音楽にノることからひとは揺れはじめた、あるいは、ひとは揺れることから音楽をはじめたのだと想像してみる。その時そばに誰かがいたならば、そのふたりは、同じように揺れ、同じように聴いただろう。いま、「いい音には静寂が要る」という謳い文句のヘッドホンを着けると、炊飯器も空気清浄機もいなくなる。あなたの鼻歌もなくなってしまった。だけどそれでもわたしとあなたはそばにいる。わたしは「いい音」で揺れはじめてみる。