2019/08/29

鳥公園の新体制に参画します

和田が鳥公園のアソシエイトになりました。これから3年間、鳥公園の西尾佳織さんと、グループ・野原の蜂巣ももさん、隣屋の三浦雨林さんと、あらたな連帯のかたちを探る時間を過ごします。

鳥公園新体制に関する西尾さんのステイトメントをぜひご一読ください。ポリフォニックでパブリックな、まさしく公園そのものをひらこうとする、真摯なテキストです。

鳥公園 新体制についてのステイトメント
https://www.bird-park.com/statement

2019/08/24

BRDG&したためのダブルビルが京都で再び!

今年2月に横浜で初演した『文体練習』を、拠点の京都で再演します。横浜と同じく、BRDG『通信ノート』とのダブルビル! KYOTO EXPERIMENTのフリンジ「オープンエントリー作品」の登録公演でもあります。

高校生の時に出会い、その後の和田の創作へのスタンスを意識的/無意識的に規定してきたレーモン・クノーの書籍「文体練習」をモチーフに、とある一日の記憶をさまざまな文法で思い返そうとする試みです。横浜公演のときに当日パンフレットに載せた文章はこちら。


レーモン・クノーの『文体練習』をはじめて読んだとき、わたしは高校生で、横浜で暮らしていました。そのあと京都に移り住んでしばらく経ち、ふとあらためてページをめくってみたら、この本がわたしのなかでおろしている根の深さに驚かされてしまった。わたしは演劇をつくろうとするとき、ほとんど無意識に、そしてかならず、『文体練習』のように呼吸をしようとしていた。思い出すことはなくても、ずっと忘れていなかった。ふるさとのような本。

クノーの『文体練習』は、ひとつの他愛ないエピソードが99通りの文体で書かれている本です。したための『文体練習』は、クノーの真摯な軽やかさに励まされ続けてきたわたしの現在地です。京都でつくって、横浜で上演します。

なつかしい明日を思い出す。まだ知らない昨日にあこがれる。


初演のときからすでに再演のような顔をしていた、もっともしたためらしい作品になっていると思います。ご予約受付も開始いたしました。ぜひ目撃してください。

BRDG『通信ノート』&したため『文体練習』
2019年10月22日(火・祝)&23日(水)@UrBANGUILD
詳細>> http://shitatame.blogspot.com/p/brdg.html

2019/08/15

劇団三毛猫座さんの公演でアフタートークに出演します

和田が劇団三毛猫座『クロウゼットで晩餐を』9月1日(日)13時の回のアフタートークに出演します。江戸川乱歩の小説を原案に、登場人物たちが秘匿してきた性的倒錯からあらたな物語を紡ぐ意欲作とのこと。わたしも拝見できるのが楽しみです。

劇団三毛猫座 第五回本公演
『クロウゼットで晩餐を』
原案|江戸川乱歩
演出|neco
脚本|諏訪原早紀
日程|2019年8月24日(土)~9月1日(日)
会場|studio seedbox
主催|劇団三毛猫座
https://www.gekidan-mikeneco.com