BRDG『通信ノート』/したため『文体練習』


photo by Koichiro Kojima 
上:BRDG『通信ノート』 下:したため『文体練習』(いずれも2019、若葉町ウォーフ) 

BRDG『通信ノート』/したため『文体練習』
*KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019 フリンジ「オープンエントリー作品」

京都を拠点に2011年から活動を始めたふたつの同世代ユニット、
BRDGとしたためが、2019年2月に横浜・若葉町ウォーフで
二本立て上演をおこなった『通信ノート』と『文体練習』を
ホームグラウンドの京都・UrBANGUILDで再演します。

その活動の初期から現在に至るまで、海外から京都に
移り住んだ人々の声を収集してきたBRDG による『通信ノート』は、
蓄積してきたインタビューを再編集し、「通信エラー」に
絡まりながらも繋がろうとする人々の姿を描きます。
1947年にレーモン・クノーが著した同名書の作法に倣って、
日々の記憶をスライスし、文法の遊びから
新たな解像度で世界を捉えようとする『文体練習』は、
したための現在地であるのと同時に原点とも言える作品です。

異なるアプローチと作風でありながらも、
ともに「言葉」「声」「翻訳」といった共通のモチーフに
関心を寄せるふたつのユニットによる珠玉の短編2本立て。

*英語字幕付き上演

したため『文体練習』
演出|和田ながら
出演|穐月萌、今村達紀
顧問|長洲仁美

BRDG『通信ノート』
演出|山口惠子
出演|伴戸千雅子、出村弘美

照明|川島玲子

日程|2019年10月
22日(火・祝) 19:30
23日(水) 19:30
*開場は開演の30分前
*終演後に演出家2名によるトークあり

会場UrBANGUILD (〒604-8017 京都市中京区材木町181−2 ニュー京都ビル3F)
   *京阪三条駅[6番出口]から徒歩約3分、阪急河原町駅[1番出口]から徒歩約6分。
チケット
予約 2,400円 / 当日 2,700円
※別途1drink代(600円)をいただきます。

ご予約フォーム
https://www.quartet-online.net/ticket/brdgshitatamekyoto

団体プロフィール


したため 
京都を拠点に活動する演出家・和田ながらのユニット。日常的な視力では見逃し続けてしまう厖大な細部を言葉と身体で接写する、あるいは捉えそこないつまづくさまを連ねるように作品を制作。





photo: Toshiyuki Udagawa









BRDG 2011年、京都を拠点に俳優・演出の山口惠子とアートコーディネーターの川那辺香乃が結成したグループ。山口は2012年より京都に住む海外からの移住者にインタビューを行い、演劇作品を創作している。
https://brdg-ing.tumblr.com/





photo: Koichiro Kojima








お問合せ|info.shitatame@gmail.com

主催
BRDG、したため



出演者プロフィール







photo: Koichiro Kojima








今村達紀 いまむら・たつのり
1981年愛媛県出身、京都市在住。大学から演劇をはじめその延長で踊りをはじめる。劇場、教会、寺、バー、ライブハウスなど様々な場所で踊る。ある音楽家にいわせると、「光の射す厨房で和菓子を丹精につくっているような」ダンスを踊る。2019年6月よりDrums斉藤慶司とのユニット「koto-ba-shiru」始動。
















穐月萌 あきづき・もえ
1987年生まれ。京都造形芸術大学舞台芸術コース卒業。卒業後は5年間神社で働く。和田ながら演出『肩甲骨と鎖骨』をきっかけに演劇活動を再開。現在、印刷会社勤務。最近の出演作品はしたため『文字移植』、中川 裕貴、バンド『ここでひくことについて』等。


















伴戸千雅子 ばんど・ちかこ
ダンサー/振付家。1999-2011年舞踏グループ「花嵐」で活動。2011年からソロ活動を始め、舞踏の身体観をベースに社会生活で感じる些細な違和感を作品にする。女性の子育てや介護体験をテーマにした『おしもはん』、自閉症の感覚を言葉から探った『dots』、ダンサーや俳優、ミュージシャンと落語をダンス化する『落語ダンス』シリーズなど。2016年『猿とモルターレ』(演出:砂連尾理)、『SONG』(演出:Leyna M Papach)に出演。2004年以降、視覚障害、知的障害、精神障害のある人など、さまざまな人とワークショップを行っている。


















出村弘美 でむら・ひろみ
俳優、他。京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒業。濱口竜介監督『ハッピーアワー』出演。 BRDGには2011年活動開始時より参加。








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