2018/05/16

こまばアゴラ演出家コンクール、観客賞W受賞!

11日~13日に行われた「こまばアゴラ演出家コンクール2018」の一次審査と二次審査、なんとなんと、どちらも観客賞をいただきました!!
いままで関東圏で公演をしたことがないので、和田の名前なんてこのコンクールではじめて聞いた、という劇場支援会員の方が多かったはず。その中で観客賞をダブルでいただけたのは、ほんとうにほんとうに、かけがえのないことと思います。最高の励ましでした。ありがとうございました。

コンクール結果など|http://www.komaba-agora.com/play/6144

これまでいくつかコンペに参加してきましたが、こまばアゴラ演出家コンクールは図抜けてタフ、そしてリッチな経験でした。一見軽やかなゲームのようで、演出家の速筋とでもいうべき部分にエクストリームな圧をかけてくる設計!
でも、なにより、青年団の俳優の方々との稽古が楽しかった。ハードな条件下でもみなさんとってもチャーミングで、ほんのわずかな時間だったけれど、ご一緒できたことがまるごと財産です。ありがとうございました。
二次審査の客席に、課題戯曲『お気に召すまま』翻訳の松岡和子さんご本人がいらっしゃったのはサプライズすぎでしたが、わたしの上演が好きだった、全編通しを期待したくなるとコメントを下さったのは、望外の喜びでした。最優秀賞は逃してしまいましたが、最後の講評では平田オリザさんは私を推してくださっていたというお話もあり、嬉しかった。

コンクールの運営に携わっていらっしゃったすべての方々に、心からの敬意を表します。おかげで、余分なストレスで集中力を切らすことなく三日間を走ることができました。すばらしかったです。お疲れさまでした。

やっぱり私は、どんな場合だって、執拗な細部から突破しようとするようです。
8月の『文字移植』で、またこまばアゴラ劇場に参ります。たぶんきっと、コンクールで見ていただいたイメージとは違う感触の作品だろうと思います。ねっちりみっちり、準備します。またお会いできますように!

したため#6『文字移植』
8月11日~14日@こまばアゴラ劇場(東京)
したためが代表作の再演を携えて初の東京公演!
詳しくは>> http://shitatame.blogspot.jp/p/blog-page_29.html

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