倉田翠と、和田ながらと、

■公演
倉田翠と、和田ながらと、

ふたりのアーティストが
これまでつちかってきたクリエイションの方法をプラットフォームにひらく
表現のラボラトリー

京都を拠点に活動する倉田翠と和田ながら。
精力的に作品制作に取り組み、異なる分野のアーティストとも交流をもち、
舞台表現が持つ独自のフレームについて思考を深めてきたふたりが、
これまでつちかってきた各々の創作方法を
新たな出会いのプラットフォームとしてひらこうと出演者を公募しました。
ふたりの稽古場に集った総勢17名の出演者たちとの
およそ半年にわたるクリエイションを経たふたつの新作を発表します。


photo:Kai Maetani
『リディア』

ねぇリディア、私はあなたくらいの歳の頃、
「大人になったら楽に生きられるようになるのだろう。」と思っていました。

最近大人のような歳になり、そんなことはないのだな、ということがわかった。
例えば傷付かないようにする術を覚えたり、
心の頼りどころを見つけ、何かから逃げるのは上手くなって行くとは思う。

私には信仰心がありませんので、神様はいません。
でも私たちは、神や仏のように、人、本、法律のようなルール、
ネットの情報、ペットのカメかもしれない、
そのような、何かしらどうしようもない時に頼るものを持っているはずで、
時にそれは、神だと信じていたものが外から見れば犯罪者だったり、
その信仰を正しいと思うが故に争いを引き起こしたりする。
そんな不安定な何かを信じて何とか生きてる。

懺悔します。
私に神様はいません。
誰が私を許してくれましたか?

演出|倉田翠
出演|石田英臣 ヰトウホノカ(ドキドキぼーいず)
   井ノ口万美恵 白鳥達也 デツ禎稀(Super D)
   中谷仁美 中村こず恵 長田美穂子 西川尚貴
   フォール・リディア 藤白奏(劇団ウンウンウニウム)


『幽霊の背骨』

いままでわたしのいろいろな作品の現場で編みだされてきた方法を、
集まってくれた6人と一緒に、ただただ遊んでみていた。
それは、ふだんのものの見方をそっと横にずらし、
なるべくずっこけた文法で日常をあらためて精読する、
というような、ひそやかで野心あふれるくわだてだった。
たとえば、きのうの行動、だれかが撮った写真、
立ち上がってコートをはおること、鴨川の三角州からの眺め、
暮らしている部屋、手のひらの皺を、わたしたちはこころゆくまでハッキングした。
そうやって日常を脱いだ6人の身体は、ときおり、幽霊のように見えた。
数年前、同じ場所で、『肩甲骨と鎖骨』という作品を上演したことを思いだした。
わたしは、幽霊の背骨にさわってみたい、とつぶやいたわたしの声を聞いた。

演出|和田ながら
出演|阿部友香 今井美帆 梅宮さおり
   塚田真悠子 辻野恵子 狭間要一


日程|2019年1月
25日(金)14:00/19:00
26日(土)14:00/19:00
27日(日)11:00/16:00
*『リディア』『幽霊の背骨』の2本立て上演
*受付は開演の30分前より開始いたします。

会場studio seedbox
〒601-8011 京都市南区東九条南山王町6-3-3F
京都市バス「大石橋」より徒歩1分
京都市営地下鉄烏丸線「九条」駅 ①番出口より徒歩3分
JR奈良線・京阪電鉄「東福寺」駅より徒歩15分
JR・近鉄電車「京都」駅 八条東口より徒歩7分
*駐車場、駐輪スペースはございません。お近くのコインパーキング、駐輪場をご利用ください。

■料金
一般 2,500円 当日 3,000円
学生 1,500円 当日 2,000円
*日時指定・全席自由
*学生チケットをご利用の方は、当日受付にて証明できるものをご提示ください。

■チケット取り扱い
[ウェブ]専用フォームよりお申込みください。>>チケット予約フォーム
[メール]info.shitatame@gmail.com まで、希望公演日時/お名前/券種/人数/ご連絡先を明記の上メールをお送りください。こちらからの返信を以てご予約完了となります。

■クレジット
照明|魚森理恵(kehaiworks)
音響|甲田徹
舞台監督|北方こだち
宣伝美術|岸本昌也
制作|豊山佳美
制作助手|黒木優花

京都芸術センター制作支援事業

共催|一般社団法人アーツシード京都
主催|したため

■お問合せ
mail.  info.shitatame*gmail.com   ※「*」を「@」に変えてください

■プロフィール














倉田翠 くらた・みどり

1987 年生まれ。京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業。3 歳よりクラシックバレエ、モダンバレエを始める。京都を中心に演出・振付家・ダンサーとして活動。作品ごとに自身や他者と向かい合い、そこに生じる事象を舞台構造を使ってフィクションとして立ち上がらせることで「ダンス」の可能性を探求している。2016年から倉田翠とテクニカルスタッフのみの団体〈akakilike〉の主宰を務め、アクターとスタッフが対等な立ち位置で作品に関わる事を目指し活動している。近年の作品に『家族写真』『捌く』『はじめまして こんにちは、今私は誰ですか?』などがある。
photo: 山下一夫















和田ながら わだ・ながら

1987年生まれ。京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院芸術研究科修士課程修了。2011年2月に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。日常的な視力では見逃し続けてしまう厖大な細部を言葉と身体で接写する、あるいはとらえそこないつまづくさまを連ねるように作品を制作する。美術家や写真家など異なる領域のアーティストとも共同作業を行う。2015年、創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.5最優秀作品賞受賞。2018年、こまばアゴラ演出家コンクール一次審査および二次審査においていずれも観客賞を受賞。
photo: Yuki Moriya

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