ふるまいのアーキビスツ

■岸井戯曲を上演する in OSAKA #0 参加
https://takutakuf.wixsite.com/kishii-jouen-zero

岸井大輔さんの戯曲を上演する企画に和田が参加します。
和田を含め6組のアーティストが上演にとりくみます。


『ふるまいのアーキビスツ』


|岸井大輔
演出|和田ながら
出演|長洲仁美

アーカイブは、それをいったい誰がいつどこで開いてしまうのか、
アーカイブするひとにはわからない。
アーカイブしているここと、開かれるそこに、
どれほどの隔たりがあるのかを測ることができない。
でも、きっと誰かが開くだろうと思いながら仕事をしている。
俳優がふるまいをアーカイブする、そして、
そのアーカイブの媒体として自分のからだをつかうとすると、
そのアーカイブが開かれるとき、
そのアーカイブに手をかけている俳優は、
どこにいると言ったらよいのだろう。


日程|2017年12月27日(水)
公開ゲネプロ 14:00 / 公演 19:00
​*開場は各30分前

上演時間|3時間(予定)
*上演途中の入退場自由ですが、鑑賞中のお客様へのご配慮はお願い致します。

会場阿部野長屋
〒545-0011 大阪市阿倍野区昭和町4-6-8
*JR阪和線「南田辺駅」西口より徒歩3分
*地下鉄御堂筋線「西田辺駅」1番出口より徒歩7分
*お車をご利用の際には、お近くのコインパーキングをご利用ください。​

チケット料金
公開ゲネ 2,000円 / 公演 3,000円
*ご予約無しのご来場の場合、+500円
*「ゲネ」は公演前のリハーサル、最終の通し稽古とお考えください。
*落ち着いた状態での作品鑑賞を希望される方には、「ゲネ」はお勧め致しません。
*19時開演の「公演」は、飲物持ち込み可です。

ご予約​​https://takutakuf.wixsite.com/kishii-jouen-zero/ticket

参加アーティスト
伊藤拓也 うんなま 住吉山実里
古川友紀 向坂達矢 和田ながら

トークゲスト|渋革まろん

企画|伊藤拓也 ​岸井大輔


プロフィール|


長洲仁美 ながす・ひとみ
茨城県出身。京都造形芸術大学映像舞台芸術学科 映像芸術コース卒業。卒業後に、dracom、大橋可也&ダンサーズ、Marcelo Evelin、したため等の作品に出演。




岸井大輔 きしい・だいすけ
劇作家。1995年より、他ジャンルで追求された創作方法による形式化が演劇でも可能かを問う作品を制作している。代表作『P』『potalive』『文』『東京の条件』
1970年11月生。
最初の記憶から人形劇をしている。小学校ではままごとと学級会演劇に明け暮れる。
1982年開成中学入学。演劇部で小劇場と諸現代芸術を見ながら、演劇だけが近代芸術であることに疑問をもつ。
1989年早稲田大学大一文学部入学。1995年に演劇以外の芸術ジャンルは、そのジャンルを定義することでジャンルそのものを問い直した先達が現代芸術を創った(美術におけるバウハウス・デュシャン、音楽におけるシェーンベルク・ケージ・シェーファー、ダンスにおけるラバン・フォーサイスのような)が、演劇にはいないことが、演劇が近代芸術である原因だと確信する。あるいは芸術におけるモダニズムの完遂を「創作方法によるジャンルの形式化」と捉え、われわれの世代の演劇人の歴史的役割はこの問題と向き合うことだろうと考え、創作の指針とする。
1995年から、スタニスラフスキーシステムなどの演劇創作の方法論を形式と捉え、演劇概念を拡張する試行を開始。記憶の再生が演技を生み出す事そのものを演劇と見なすプロジェクト『記憶の再生』、判断を全てサイコロに委ねる演劇『P』などを発表。その過程で、演劇を「人間の集団を素材とする」と定義。人間集団として、「まち」を捉え、まちが表現する状況を設定する作品群『POTALIVE』、人間集団へ出入りする場を演劇として提示するシリーズ『LOBBY』、集団が良い劇を創作する方法の一つを形式化したワークショップのシリーズ『作品を創る/演劇を創る』、日本集団を日本語を通して捉えるプロジェクト『文(かきことば)』などがある。
2009年から2012年には、東京における公共を考えるために、ハンナアーレントの『人間の条件』を戯曲と見なし都内で上演するプロジェクト『東京の条件』実施。会議体/準備室などの諸プロジェクトを通し、人間集団を創る作品を手掛ける。
2013年上演を『人間集団を美的に捉えそれに立ち会うこと』と定義した。

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